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外食チェーンや商業施設 従業員の感染拡大で臨時休業相次ぐ

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新型コロナウイルスの感染状況が急速に悪化する中、外食チェーンや商業施設では従業員に感染が広がり臨時休業の対応をとる動きが相次いでいます。

コーヒーチェーンのスターバックスは、従業員が感染し店内の消毒などのために臨時休業した店の数が先月は全国で56に上り、3回目の緊急事態宣言が出されていた5月の46を上回り、月ごとでことし最も多くなりました。

今月も6日までに28店が休業し、会社では感染者と同じ時間帯に勤務していた人は濃厚接触者でなくても自宅待機の対応をとっているため従業員が足りず、営業再開までの時間が長引くケースもあるとしています。

また、ハンバーガーチェーンのマクドナルドは従業員の感染に伴う休業が先月、全国で177店と5月の件数を上回り、今月も6日までに81店が休業しました。

大型商業施設でも、大阪 北区の阪神梅田本店では集団感染=クラスターの発生で5日までに従業員138人が感染し、販売体制が整わないとして、感染者が集中している食品売り場を休業しています。

都内でも従業員の感染者の増加を受け、JR新宿駅のルミネエスト新宿が施設の一斉消毒のため4日に臨時休業したほか、伊勢丹新宿本店では食品売り場にある10以上の店が休業していて、感染状況の急速な悪化による営業面への影響が外食や小売りの現場で広がっています。

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