連休明けの10日の東京外国為替市場、円相場はドルに対して値下がりし、1ドル=110円台半ばの取り引きとなりました。
午後5時時点の円相場は、先週末と比べて73銭、円安ドル高の1ドル=110円44銭から45銭でした。
一方、ユーロに対しては、先週末と比べて16銭、円高ユーロ安の1ユーロ=129円56銭から60銭でした。
また、ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.1731から33ドルでした。
市場関係者は「先週末に発表されたアメリカの雇用統計が大幅に改善したことで、アメリカ経済が回復し、大規模な金融緩和が縮小に向かうという見方から、ドルを買って円を売る動きが広がった。日本時間の夕方に開いたヨーロッパ市場での海外投資家のドル買いの動きも相まって、円安ドル高が進んだ」と話しています。